4歳でインフルエンザA型!イナビルが処方されたけど飲めるの?

   

4歳のインフルエンザA型を発症したけど、イナビルを処方された?

幼稚園でインフルエンザA型が大流行した際に、4歳の娘も見事にインフルエンザA型になりました。

ただ諸事情で、かかりつけ医を受診することができず、近所の病院を受診することに・・・。

そこでは、富士フイルムが提供している発症後6時間でもインフルエンザ検査ができるという検査器械があるということで受診しましたが、処方された薬はタミフルではなく、イナビル…。

今回は、4歳の娘がインフルエンザA型に罹ったことで感じた疑問点や処方薬、学級閉鎖中の自宅待機についてお話したいと思います。

4歳でインフルエンザA型を発症

まず、4歳がインフルエンザA型に罹った時のお話をしましょう。

2018年前半の猛烈なインフルエンザの流行は私の住んでいる地域でも、猛威を振るい幼稚園は学級閉鎖が1週間、小学校でも学級閉鎖・学年閉鎖、中学校でも受験を控えた3年生がインフルエンザで学級閉鎖になったなんていう話を聞きました。

そして、我が家の子供たちも例外でなく、下の子は幼稚園で大流行した際1月下旬に罹り、上の子は3月上旬にインフルエンザA型に罹るという具合でした…。(私も仕事を休まなければいけない時が多く、職場にも迷惑をかけてしまいました。)

インフルエンザが大流行!しかしかかりつけ医に受診ができない??

私たちの住む地域では、小児科が車で30分近く離れた場所にしかなく(他は、内科と小児科を併設している昔ながらのおじいちゃん先生)、耳鼻科にインフルエンザの検査に行く人も少なくありません。

そんなことで我が家では、かかりつけ医として耳鼻科をよく受診しています。

この耳鼻科は電話予約や窓口予約が可能なのですが、インフルエンザが大流行したせいで、電話予約は受け付けてもらえず、窓口予約をしてくださいといわれましたが、私一人しかいなかったので小さな子を置いて窓口まで行けなかったんですね。

そこですがるような気持ちで、内科と小児科を併設しているおじいちゃん先生がやっている病院に電話しました。

内科併設の小児科に電話すると

その内科併設の小児科では、電話口でも優しい受付の方で、事情を説明するとすぐにでも受診してください!と言ってもらえました。

タクシーで行く旨や自家用車ではない(車待機ができない)ことを伝えても、とても快く対応してもらえたんですね。

その時には娘の熱は39℃で、水分もまともに取れず苦しそうにふぅーふぅー言っていました。

看護師さんの問診が始まり、幼稚園でも学級閉鎖が起こっていることを伝えると医師の診察の前にすぐにインフルエンザ検査を行ってもらえ、15分ほどしたら医師に呼ばれました。

そこですぐに「インフルエンザA型」と診断され、抗インフルエンザ薬をもらえることになりました。

抗インフルエンザ薬さえ手に入ればインフルエンザはすぐに治る!

やはりさすがに母親歴12年にもなるとインフルエンザというのは、できるだけ早く抗インフルエンザ薬を飲むことが大事だと考えます。

体内でインフルエンザウィルスが増殖をしていて発熱などの症状が出ているわけで、この抗インフルエンザ薬を飲むことでその増殖を抑えられるからです。

しかし、上の子や私のときは、一般的なタミフルの抗インフルエンザ薬でしたが、この内科併設の小児科では、吸引薬のイナビルが処方されました。

イナビルは4歳でも飲めるの?

吸引薬という存在は知っておりましたが、今回のインフルエンザで初めてイナビルを処方されました。

ネットの口コミなどの情報を読んでいると5歳以下のお子さんには処方しないとか、いろいろ書かれていましたが、これは結局、幼児だと吸い込みが下手だからだそうです。

娘はもうすぐ5歳ということで難なくイナビルを吸うことができましたが、味が苦かったそうで、少しだけ吸うのを嫌がりました。

イナビルはタミフルより便利!

イナビルは1回で幼児だと1本、大人や大きい子だと2本を吸うことになりますが、処方された一回っきりで終わります。

タミフルは確か1日3回、6日間くらいだったと思うので、最初さえ飲んでしまえば、途中寝てても気にならない等、神経質に薬管理をしなくてもいいという点でイナビルの方が便利でした。

ただ、やはりお子さんによっては吸い込みにくいなどのことがあると思うので、もしも気になる場合は医師に相談することをお勧めします。(実際、うちの娘もきちんと飲めているのか?不安で熱が下がらなかったらどうしようと焦っていました。)

インフルエンザは発症後12時間経たないと検査結果が陰性になることもある

娘が発熱(発症)したのはおそらく午前4時くらいで、真冬の中、夜中にぐずって「のどが渇いた!」と泣いたところで異変に気付きました。

この前後で発症していると考えても、午前9時くらいの病院がやっている時間はインフルエンザの結果が陽性にならないと考えていました。

しかし、その病院を受診した10時頃にはバッチリとインフルエンザ陽性と出たことで、すぐに抗インフルエンザ薬を飲むことができました。

富士フイルムが提供しているインフルエンザ検査器械がある??

最後まで、そこのおじいちゃん先生の病院を受診するかどうか悩んでいました。

正直、小児科といってその病院を受診している人を見たことがないくらいでしたので、躊躇していたんですね。

しかし、たまたま見つけた口コミに富士フイルムのインフルエンザ迅速検査キットがあることを知り、電話に踏み切れました。

http://influlab.jp/search/

該当の病院は上記URLで検索することができますので、もしも発症後12時間経ってないけど、つらそうだなという子がいたらその病院を受診されることをおすすめします。

そもそも学級閉鎖中ってどこまで出かけていいの?

幼稚園が学級閉鎖になっていた頃、とても気になったのが学級閉鎖中にどこまで出かけてもいいのかということですよね。

以前は、保菌者(ウィルスも)である可能性が高いからと外出を一切禁止にしている学校や幼稚園がほとんどだったと思いますが、上の息子が通っている小学校では、塾などの習い事に行くのはOKという判断に変わりつつあります。

またプリントなどのお手紙にも、できるだけ外出を避けるというような書き方で、絶対禁止!というような言い方ではないですね。(たぶん、クレーマーなモンペさんがいるんだと思います。)

ただやっぱりスーパーやショッピングモール等、行かなくてもいいような場所にはできるだけ連れて行かず、基本的には自宅待機という感じが大流行を抑えるためにも大事だと思います。

4歳の娘がインフルエンザになった時のまとめ

発症後、ぎりぎり6時間程度でインフルエンザ検査が陽性になった娘は、すぐに抗インフルエンザ薬を飲むことで症状を抑えることができました。

過去に身内にインフルエンザを放置していて発症後48時間経ってしまった人がいましたが、非常に長引き、辛そうだったことを考えるとやはり早期発見、早期治療というのはインフルエンザでも同じですね。

結果的に大流行したインフルエンザは我が家にも猛威を振るいましたが、受験生でなくてよかったとしか言いようがありませんね。

 

しかし、内科併設の小児科を受診して感じたのは人気のある病院は劇混みだけど、インフルエンザはどこでもいっしょだなーと思います。

先ほどの耳鼻科なんて予約していたとしても受診までに30分、受診から会計まで30分、他薬局に行って・・・となるとインフルエンザの子を連れまわすにはかわいそうな時間になってしまいます。

インフルエンザの検査ができて、抗インフルエンザ薬さえ手に入れば(もしも悪化した場合はきちんと信頼できる病院にかかることが大事ですが)、病院の使い分けって大事だなと思いました。

今回の体験が参考になれば幸いです。

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